本革製のバッグは、お手入れを何もしなくてももちろん問題なくお使いいただけますが、ただ、できる限り長くきれいな状態を維持したいと思ったら、革のお手入れが必要です。だから本革バッグのお手入れは、革の特性と美しさ・耐久性を保つために重要です。今回の記事は本革バッグ・財布のお手入れ方法を簡単に説明いたします!ご参考になれば幸いと思います。

一、本革バッグの革のお手入れが必要な理由
1.革の乾燥を防ぐため。革は天然素材のため、時間の経過とともに水分や油分が失われ、乾燥しやすくなります。乾燥が進むと、ひび割れや硬化が起こり、見た目や使い心地が悪くなります。
2.汚れや傷から保護するため。革はデリケートな素材で、汚れや傷がつきやすいです。特に水や油汚れはシミになることがあります。
3.色落ちや変色を防ぐため。革は紫外線や湿気の影響を受けやすく、長時間日光に当たると色が褪せたり、変色したりすることがあります。
4.型崩れを防ぐため。本革バッグは使用中に負荷がかかり、型崩れが起こりやすくなります。特に重い物を入れたまま放置すると、変形の原因になります。
5.耐久性を高めるため。革は適切に手入れをすることで、長期間使用できる耐久性を持っています。逆に、手入れを怠ると劣化が早まり、寿命が短くなります。
6.高級感を維持するため。本革バッグは高級感があり、その質感や風合いが魅力です。しかし、手入れを怠ると革のツヤや柔らかさが失われ、高級感が損なわれます。
二、本革バッグのお手入れ方法
- 日常のお手入れ
ほこりや汚れを取り除く: 使用後は柔らかい布やブラシで表面のほこりや汚れを軽く払います。
湿気を避ける: 湿気の多い場所に長時間置かないようにして、風通しの良い場所で保管します。

- 汚れがついた場合
軽い汚れ: 柔らかい布で軽く拭き取ります。水気のある汚れはすぐに乾いた布で吸い取りましょう。
頑固な汚れ: 革用のクリーナーを使用し、布に少量つけて優しく拭き取ります。目立たない部分で試してから使用してください。

- 保湿と保護
革用オイルやクリーム: 定期的に革用のオイルやクリームを塗布し、革の乾燥を防ぎます。塗布後は柔らかい布で磨き上げます。
防水スプレー: 革用の防水スプレーを使用し、水や汚れから保護します。使用前に目立たない部分でテストしてください。 - 保管方法
形を整える: 使用後は中身を空にして、代わりに中に紙や古い新聞紙など、あんこ(詰め物)を入れて、バッグの形を整えておきましょう。
風通しの良い場所: 直射日光や湿気を避け、風通しの良い場所に保管します。専用の収納袋に入れるのも良いでしょう。 - プロの手入れ
定期的なメンテナンス: 年に1回程度、専門店でクリーニングやメンテナンスを受けると、長く美しい状態を保てます。
これらの手順を守ることで、本革バッグの美しさと耐久性を長く保つことができます。ninicolleの本革バッグを気に入ってくださった皆さまに、お手入れをしながら一層の愛着を持ってより長くご愛用いただけましたら幸いです。